通信教育

小学生の平均勉強時間ってどれくらい?自宅でどんな勉強をしているの?調査データをもとに紹介

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小学生の平均勉強時間ってどれくらい?自宅でどんな勉強をしているの?調査データをもとに紹介 通信教育
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小学生の子をもつ親は「小学生のうちから自宅学習の習慣を身に付けてほしい」思っている人が多いのではないでしょうか。

ただ、小学生の勉強時間が平均してどれくらいなのか、ということを把握しておかないと、自分の子どもの勉強時間が短いのか、長いのか判断するのが難しいですよね。

本記事では、子どもの通信教育関連のサービスを展開している事業が行った調査や、文部科学省の調査を参考にしながら、小学生の勉強時間の平均について詳しく紹介します。

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小学生の平均勉強時間ってどれくらい?どんな勉強をしているの?

ここでは、通信教育や育児関連のサービスを展開する「ベネッセ」の調査や、文部科学省の調査をもとに、小学生の勉強時間の平均について、紹介していきます。

小学生の平日の平均勉強時間は約1時間30分

ベネッセの「平成27年「第5回学習基本調査」データブック」を参考にすると、小学生の平日の平均勉強時間は約1時間30分です。

なかでも、勉強時間が「1時間~2時間」と回答している人が約6割を占めています。

ただ、1年生と6年生とでは集中力や理解度、勉強で感じる負担が全く違うので、低学年・中学年のうちは「小学生のうちに自宅で1時間30分の勉強する習慣を身に付ける」という長期的な目標・目安くらいに考えるのが良いかもしれませんね。

他にも、勉強時間を小学6年生に限定した場合、文部科学省「平成26年全国学力・学習状況調査」で最も多かったのは「1時間以上2時間未満」、次に多いのが「30分未満」という結果になりました。

実際の調査結果が、以下の通りです。

小学校高学年の平均は(文部科学省の統計あり)

(画像引用先:文部科学省

6年生となると、中学受験の有無などでも勉強時間は変わってくると思うのですが、勉強時間が「1時間以上」と答える人の割合が、全体の約6割

さらに細かく見てみると、全体のうち3割近くの子どもが2時間~3時間勉強しているという結果にも、正直、驚きですよね。

逆に「30分以下~全くしない」と答える人の割合は約4割となると、小学生のうちから勉強に力を入れている家庭は多いということなのでしょうか。

ベネッセ・文部科学省の調査は少し古いものにはなりますが、かなり参考になるデータです。

低学年のうちは30分、中学年は1時間、高学年は1時間30分という感じに、徐々に勉強時間を増やすのが良いかもね。

小学生の土日(学校が休みの日)の平均勉強時間は約50分

上記同様、ベネッセの調査を参考にすると、小学生の土日の平均勉強時間は約50分です。

なかでも「30分未満」「1時間」と回答した人が約6割を占める結果となりました。

平日の勉強時間は約1時間30分だったので、比較すると、土日の勉強時間は減平日よりも約30分も短くなっています。

土日も平日と同じく勉強はするけど、勉強時間は平日より少な目に設定している家庭が多いということですね。

他にも、文部科学省調査を参考にすると、小学6年生の休日の勉強時間は以下の通りです。

小学校高学年の平均は30分~2時間未満が約6割(文部科学省参考)

(画像引用先:文部科学省

結果は「1時間より少ない」が最も多く、次に多いのが「1時間以上2時間未満」

最高高学年である6年生でも、休日は平日よりも勉強時間が少ないので、他の学年でも学校がない日はリフレッシュする日として、勉強時間を短くするのを検討すると良いかもしれませんね。

勉強時間が変わっても、毎日取り組む方が負担に感じないよね(なかなか習慣化するまでは難しそうだけど)。

自宅学習時間の半分は「学校からの宿題」が占めている(宿題の内容は?)

ベネッセの「平成27年「第5回学習基本調査」データブック」を参考にすると、平日の学習時間のうち、宿題を時間の割合は以下の通りです。

自宅学習時間の半分は「学校からの宿題」が占めている

(画像引用先:第5回学習基本調査

「自宅学習の勉強時間の約半分は、宿題をする時間に当てている」という結果になりました。

簡単にいえば、1時間の勉強時間のうち30分は宿題、30分は家庭で用意した学習教材などを使って勉強するということですね。

ちなみに、小学生の宿題の内容は、以下の通りです。

自宅学習時間の半分は「学校からの宿題」が占めている1

(画像引用先:第5回学習基本調査

プリントやドリルを使う宿題や、自学ノートなどの自主的な学習の割合が多いという結果になりました。

ちなみに、自学ノートとは自分でテーマを見つけて学んで、ノートにまとめたりする宿題のことです。

実際の宿題の内容は、地域差があったり、学校によって異なると思うのですが、自宅で親から子どもに与える学習教材を検討するときの参考にはなるでしょう。

学校からの宿題ではできない、家庭で補うべき勉強ってなんだろうと考えるのが大事だね。

勉強方法はタブレットやパソコンを使う子が半数以上

ベネッセの「平成27年「第5回学習基本調査」データブック」を参考にすると、小学生の約56%は、パソコンやスマートフォン、タブレットを使って勉強することがあるということが分かりました。

ちなみに、中学生の場合は約50%、高校生の場合は約60%の子どもが、スマホやタブレットなどを使用して勉強をすることがあるという結果となっています。

クラスの半数もしくは半数以上の子どもが、スマホやタブレットを使って、自宅で勉強をしているということですね。

残念ながら、どのように使うのか小学生のデータはないのですが、中学生・高校生の場合は、ネットを使って調べものをしたり、英語や国語の勉強で辞書を使ったり、メールやチャットで友達に分からないことを質問するといったことでスマホやタブレットを使うという調査結果となっています。

「子どもに、いつからスマホやタブレットを与えるか」ということについて、家庭によって考え方は様々ですが、情報リテラシー※の教育の一環として、子どもにタブレットやスマホなどを使わせる家庭も多くなっています。

※情報リテラシーとは、情報を情報を適切に判断、情報を通じて決定を下す能力のこと・情報を収集・整理・発信する能力。

小学生のうちからスマホやタブレットを持たせるのは、正直こわいような。

悪いことばかりではないと思うよ。心配なら、安全フィルターで検索を制限することもできるよ。

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【学年別】宿題する時間の平均・統計

次に、小学生の勉強時間に関する学研の調査を紹介します。

平成29年の学研「小学生の学習に関する調査」の内容は「宿題をする時間は、週にどれくらいなのか」というものです。

勉強時間の平均とはまた別の話なのですが、たとえばとくに家庭からは子どもに学習教材を与えていない」場合に参考になるデータです。

また、上記で勉強時間の半数は宿題をする時間というデータもあったので、宿題にフォーカスをあてた平均時間を知っておいても損はないでしょう。

学研の調査の結果は、以下の通りです。

学年 1週間で
宿題にかける時間
1日あたりの平均※
1年生 2時間2分 約17分
2年生 2時間45分 約23分
3年生 2時間51分 約24分
4年生 2時間58分 約25分
5年生 3時間19分 約28分
6年生 3時間6分 約26分

※1週間で宿題にかける時間を7日間で割った時間

1週間で2時間と言われると、あまりピンとこないので、1日あたりの平均勉強時間を算出してみたのですが、参考程度に見てください。

単純計算ではありますが、1年生の場合は1日あたり大体20分程度。1年生を除く、他の学年の1日あたりの宿題勉強時間は約30分ということが分かります。

当然、小学生のときに身に付けた習慣は、中学校、そして高校でも活かされるので、小学生のうちに、せめて30分くらいは集中して宿題に取り組めるようになって欲しいですね。

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勉強するタイミングは朝・夕方・夜、いつが良い?

勉強するタイミングは朝・夕方・夜、いつが良い?

子どもにが家で勉強する習慣を身に付けるためには、毎日バラバラな時間帯で勉強するよりも、同じ時間に勉強するのがおすすめです。

以下、小学生の勉強するタイミングについて、それぞれのメリット・デメリットについて、詳しく紹介します。

小学生が朝に勉強するメリット・デメリット

朝に勉強するメリットは「朝だと頭がスッキリしていて勉強に集中できる」というのが一番のメリットです。

夕方や夜になると、1日の疲れが溜まっていて勉強に集中できなかったり、眠たくなってしまうのですが、朝であれば、そういったこともありません。

朝に勉強を終わらせてしまえば、放課後は習い事や友達と遊ぶなど、子どもの自由時間にあてることもできます。

たとえば、平日なら学校に行く前、休日なら朝ご飯の後や、午前中までに勉強するといった感じで、声をかけたり、勉強する環境を整えてあげると良いですね。

他にも、朝は家庭で用意した教材で勉強、夕方は学校からの宿題というように分けると、子どもの負担も分散されて、勉強に集中できるでしょう。

ただ、デメリットは早起きが苦手な子どもの場合は、取り組むのが難しいです。

また親自身が早起きが苦手、朝は時間がないという場合は、勉強をみてあげることができないので、他の時間帯を検討した方が良いかもしれません。

朝は空腹状態で、睡眠によって記憶が整理されているから、記憶力が高い、勉強に向いている時間だと言われているよ。

小学生が夕方の勉強するメリット・デメリット

やはり朝は何かとバタバタするので、「学校から帰宅して夕飯までに勉強を終わらせる」という家庭が多いようですね。

夕方に勉強するメリットとしては、朝のように学校の時間や会社の時間、身支度の用意などに縛られずに勉強をすることができるという点です。

学校で勉強した後に取り組むので、授業中に「なんでだろう」と思ったことを忘れないうちに解決したり、調べたりすることもできます。

とくにデメリットはありませんが、夕方に勉強する場合は、習い事や友達との約束などがある場合は放課後の予定が崩れやすいので、そこは注意した方が良いでしょう。

低学年~中学年で学習時間が20~30分なら、友達と遊びに行く前に終わらせる習慣を身に付けてほしいかな。

小学生が夜に勉強するメリット・デメリット

夕食後は眠くなってしまう、夜は疲れていることから、小学生が夜に勉強するのは不向きと言われています。

ただ、家族がそれぞれ「夜の1時間を何かに当てる」と決めて取り組むのであれば、一番良い時間帯ではあります。

たとえば、母は「動画を見ながらストレッチ・筋トレ」、父は「オンライン英会話」、子どもは「勉強・宿題」といった感じですね。

朝や夕方は家族がバタバタしてしまい、うるさくなってしまうのであれば、夜の時間を勉強にあてるのを検討するのも良いかもしれません。

家族がそれぞれ「自分の目標のために頑張る時間」だと思うと、頑張れそう。

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小学生の勉強時間を管理する方法とは

小学生の勉強時間を管理する方法とは

最近はスマホのアプリや、通信教育のタブレットなどを活用すれば、簡単に勉強時間を管理してあげることができます。

あまり時間に縛られるのはよくありませんが「〇時間は勉強しようね」と目安がある方が、子どもにとっても分かりやすいということもあります。

以下、小学生の勉強時間を管理する方法について紹介します。

無料アプリ・有料アプリを利用して時間を管理する

最近は、子どもの学習をサポートするアプリもあり、実際に活用している人も多いのではないでしょうか。

以下、勉強時間が管理できるアプリ一覧です。

勉強時間が管理できるアプリ一覧
アプリ名 ダウンロード 備考
学研 毎日のドリル学研 毎日のドリル
(無料)
iOSの人はこちら
App store
androidの人はこちら
Google Play
・設定した勉強開始時間を
お知らせする「タイマー」
・かかった時間を計れる
「ストップウォッチ」
・勉強した日を記録する
「カレンダー」
無料アプリ・有料アプリを利用して時間を管理する学習記録帳
(無料)
iOSの人はこちら
App store
androidの人はこちら
Google Play
・時間ごとに行った学習内容、
試験結果、メモを
ダイアログより入力
・科目はカスタマイズ可能
無料アプリ・有料アプリを利用して時間を管理する1目標達成タイマー
(無料)
iOSの人はこちら
App store
androidの人はこちら
⇒非対応
・科目別に1日の目標時間を設定
・目的別に複数のタイマーを保存
・指定の時間に通知する
リマインダーも科目ごとに設定

無料アプリでもけっこう使いやすそうなもの、子どもが好きそうなものがあるので、試してみてはいかがでしょうか。

タブレット学習など時間を管理してくれる教材を利用する

最近では、スマイルゼミやチャレンジタッチなど、タブレット学習がメインとなっている通信教材もあります。

学習時間を管理することはもちろん、子どもの学校が使う教科書に合わせた内容で、予習や復習をすることができるので、しっかり取り組んでいれば、学力が上がることが期待できます。

1日あたりの勉強時間の目安は、どちらも10分~20分程度。

学校からでる宿題と合わせると、大体1時間程度なので、自宅学習にはちょうど良いのではないでしょうか。

料金は子どもの学年によって異なりますが、半年から1年くらい継続して利用すれば、タブレットが無料になったり、割引価格で安く購入できます。

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小学生の勉強時間平均は1時間30分、自宅学習の習慣を身に付けよう

2021年現在は、通信教育がタブレットで受けられたり、ネットで授業が視聴できたりと、子どもの勉強スタイルも次第とともに変わりつつあります。

ただ現時点では、小学生の勉強時間の平均は1時間30分というデータが今のところは最新です。

ただ、子どもの学年や集中力、勉強の理解度、中学受験の有無などによっても取り組む勉強内容は変わってくると思うので、これは一つの目安として捉えましょう。

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