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子どもの習い事はいくつまで?習い事をたくさんさせる必要性はある?多すぎる習い事によって起こる弊害とは

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子どもの習い事には、水泳、ピアノ、英語など、本当に様々なものがあります。親として何を習わせたら一番いいのかがわからなくなる方も多いはずです。

子どもがやりたいと言えば、何でもやらせてあげたいと思うのも親心ですが、学校、スケジュール、お金の問題もあるので、何個でもOKという訳にはいきません。

そこで今回は、習い事についての調査結果をもとに、人気のある習い事ランキングを紹介します。

いくつも習い事をさせている人も、今後いくつか習い事をさせてやりたいと考えている人も、自分の場合はどうだろうかと考えながら読んでみて下さい。

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目次
  1. 子どもの習い事はいくつくらいが多い?
    1. 就学前は1つ、小学生になると2つから3つの習い事をしている子どもが多い
    2. 習い事の人気ランキングでは、水泳やピアノが人気
  2. 子どもの習い事が多いことで起こる弊害
    1. 宿題やレッスンに追われて子どもの睡眠時間が削られる
    2. 習い事への送迎が親のストレスになる
    3. 習い事に掛かる教育費用が家計を圧迫する
  3. 子どもに習い事をたくさんさせる親ってどう考えているの?
    1. 興味のあることや好きなことを伸ばしてあげたい
    2. 継続することや努力することを学ばせたい
    3. 協調性などのコミュニケーション能力を伸ばして欲しい
    4. 礼儀やマナーのある子に育ってほしい
    5. 子どもにプロスポーツ選手などの一流を目指して欲しい
    6. 自分が子どもの時にやりたかった習い事を子どもにさせたい
  4. 習い事をする必要って本当にあるの?
    1. 習い事に追われて子どもが疲れている時は減らすことも考えて
    2. 習い事をすることが目的になっていないか、振り返ってみる
    3. 友達と遊ぶ時間をもつことも大切
    4. 将来を考えて貯蓄に回すことも必要
  5. もし子どもが「習い事をやりたいって言ってきたら」どうする?
    1. やりたいと思ったきっかけを聞く
    2. 時間とお金に余裕があればまずはやらせてみる
    3. オンラインレッスンを提案してみる
  6. 習い事で何をするか、何を学ぶかは人生に大きく影響する!

子どもの習い事はいくつくらいが多い?

私は水泳とピアノを習っていましたが、皆さんは一体いくつくらいの習い事をしていましたか?

最近の小学生の中には、毎日何かしらの習い事をしているなんて子もいるそうです。

では子どもの習い事はだいたいいくつくらいが多いのかについて、実際の調査結果をもとに見ていきましょう。

就学前は1つ、小学生になると2つから3つの習い事をしている子どもが多い

子どもを持つ親向けのお出かけ情報サイト「いこーよ」が行った「2019年習い事調査」によると、3歳頃から半数近くの子どもが習い事をしています。

年齢別習い事の有無

(引用:いこーよ公式「習い事調査2019」より)

小学生になると、7割近い子どもが何らかの習い事をしているんですね。

さらに詳細を見ていくと、就学前の子どもは6割から7割ほどが1つの習い事だけをしているのに対して、小学生になると2つ以上の習い事をしている子どもが一気に増えます。

年代別習い事の数

(引用:いこーよ公式「習い事調査2019」より)

特に6歳から12歳は、実に半数以上の子どもが2つ以上の習い事をしているほか、5歳以下でも3割近くは2つ以上の習い事をしているという結果に。

年齢に関係なく多くの子どもたちは何らかの習い事をしていることが読み取れますね。

習い事の人気ランキングでは、水泳やピアノが人気

次は、人気のある習い事について、3歳から6歳の未就学児童と小学生の親を持つ親を対象に行われた調査「バンダイこどもアンケートレポートVol252『子どもの習い事に関する意識調査』結果」を参考に見ていきます。

この調査によると、数ある習い事の中でも人気が高いのは、順に水泳、運動では次にサッカー、文化系では学習塾に次いでピアノ英会話です。

人気のある習い事TOP10
1位 水泳 41.0%
2位 学習塾 27%
3位 ピアノ 24.9%
4位 英会話 22.0%
5位 習字 13.9%
6位 体操・新体操 10.3%
7位 サッカー 9.6%
8位 そろばん 7.4%
9位 ダンス 5.4%
10位 テニス 2.6%

(出典:バンダイアンケートレポート)

水泳やピアノは以前から人気のある習い事ですが、近年は「英会話」や「ダンス」を習い事にする子どもが増えてきています。

特に英語は2020年度に小学校5年生から必修化となり、本格的に学習が始まっていることが影響しているのでしょう。

参考:2020年から小学校で英語教育必修化!目的や内容、現状の問題点、家庭でもできる英語学習の方法を紹介

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子どもの習い事が多いことで起こる弊害

上述の通り、いくつも習い事を掛け持ちしている子どもは多いですが、習い事が多すぎることで起きる弊害があります。例えば次のようなものです。

  • 睡眠不足
  • 送迎による親のストレス
  • 家計への教育費圧迫

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

宿題やレッスンに追われて子どもの睡眠時間が削られる

習い事をすると、レッスンの時間が必要です。当然ですが、習い事が大変でも、保育園・幼稚園の活動や学校の宿題が少なくなることはありませんよね。

例えば、幼児期の子どもの場合は衣服の着脱や片付けなども学びですし、誕生日会や季節ごとの行事などもあって、毎日学んで身に付けていくものばかりです。

また、小学生でも低学年であれば授業を1日受けるだけでも結構な体力を使います。さらに毎日のように宿題があると、それだけでくたくたになります。

そうやって、レッスンやその練習のために少しずつ削られていくのは、子どもたちの睡眠時間でしょう。

子どもと睡眠の関係に詳しい大川匡子氏は、睡眠不足が子どもに与える影響について、次のように述べています。

 夜更かし・睡眠不足で生体リズムが狂うと、知的・情緒的発育の遅れ、自律神経系の失調や低体温による朝の体調不良、そして不登校や引きこもり意欲の低下肥満などの危険性が高まる。また、イライラ感の増強が乳児のぐずり幼児の落ち着きがない多動傾向小中学生の「キレやすい」傾向を生み出すことにもなる。

(引用:大川匡子「子どもの睡眠と脳の発達-睡眠不足と夜型社会の影響-」(2010))
※太字は執筆者が加筆

「寝る子は育つ」という言葉にある通り、子どもの成長には睡眠が欠かせないものです。

しかし、睡眠時間が足りなくなるほど習い事をいくつもしていると、大川氏が挙げたような症状が出る可能性があります。

寝不足、不規則、リズムの乱れが習い事によるものであれば数を減らし、子どもが余裕をもって生活ができるようすることが大切です。

習い事への送迎が親のストレスになる

小学生で子どもが自力で習い事に行ける距離なら良いのですが、幼いうちや習い事の場所が遠方にある場合は、親や祖父母が送迎をすることが多いです。

筆者の場合、スイミングスクールは専用の送迎バスで、ピアノは親に送迎をしてもらっていましたが、送迎の必要なピアノの時は買い物や仕事のやり繰りで大変そうにしていたのをよく覚えています。

親としては必死に送迎しているのに、レッスンに対して子どものやる気がなかったり、渋滞に巻き込まれて焦らされたりすると、習い事への送迎は次第にストレスに感じてしまうことでしょう。

送迎や待ち時間、家族の夕食準備など常に時間に追われることになるので、送迎バスや公共交通機関などを利用できる習い事先を選ぶのも大切です。

習い事に掛かる教育費用が家計を圧迫する

先の「バンダイこどもアンケート」によると、習い事に掛かる平均金額は13,607円となっています。

この金額は、毎月の固定費ですが、それに加えて教材費、スポーツ用品、衣装代、交通費などさらに別途掛かってくることになります。

生活費だけでなく、進学費など将来のための貯蓄や学資保険など、子どもに掛かるお金は目の前の習い事だけではありません。

予期せぬ減収や出費にも備えるなら、余剰分のつもりでいくつも習い事をさせるのはあまり感心できるものではないでしょう。

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子どもに習い事をたくさんさせる親ってどう考えているの?

子どもの睡眠不足に送迎のストレス、家計への圧迫など、子どもに習い事をいくつもさせることによるデメリットがこれだけ大きいにも関わらず、いくつも習い事に通わせている親もいます。

子どもに習い事をたくさんさせる親は、どんな考えがあってそうしているのでしょうか。いくつか理由を挙げてみました。

  • 興味のあることや好きなことを伸ばしてあげたい
  • 継続することや努力することを学ばせたい
  • 協調性などのコミュニケーション能力を伸ばして欲しい
  • 礼儀やマナーのある子に育ってほしい
  • 子どもにプロスポーツ選手などの一流を目指して欲しい
  • 自分が子どもの時にやりたかった習い事を子どもにさせたい

これらの理由からは、親は子どものことが大好きで、子どものためを思っていくつも習い事をさせているのがよく分かりますね。

ただ、本当に子どものためを思ってのことなのか、自分の夢を子どもに無理やり託しているだけなのかはちょっと立ち止まって考える必要がありそうです。

興味のあることや好きなことを伸ばしてあげたい

習い事は、普段の生活のない新しいことを知ることができたり、好きなことに夢中になって取り組めたりすることができます。

子どもがどんなことに興味があるのかは、色々やらせてみないと分かりません。

ですから、とにかく何でもさせてみて、好きなことを伸ばしてあげたいと考えている人は、いくつも習い事をさせています。

ただ、習い事をさせたはいいものの、すぐに飽きて入会金ばかり掛かったり、どれもいまいち芽が出なかったりする場合もあるはずです。

まずは体験教室などに参加して子どもにやる気があるのかを見極めたうえで始めるようにしたいですね。

継続することや努力することを学ばせたい

一度習い事を始めたら、一つの事に打ち込み集中して続けて欲しい願う親は多いです。

継続することで実力がつきますし、上達することで自信もつきますよね

例えば、水泳は一気に泳ぎが身に付くものではありません。「クロールが泳げる」「背泳ぎができる」といった項目をクリアし、進級テストに合格することで次の泳ぎにステップアップできます。

泳ぎの種類が増えたり、長く泳げるようになったりする達成感は、ほんの1か月程度習っただけでは得ることができない喜びですよね。

しかし、よほど器用な子でもなければ、掛け持ちしている複数の習い事全てで目標を達成することは難しいです。

自主練の時間が取れなければ上達もしにくいですし、続けることに価値を見出せなくなります

継続することや努力することの大切さを学ばせたければ、子どもが無理なく続けられる方法を探しましょう。

協調性などのコミュニケーション能力を伸ばして欲しい

習い事を通して人との関わりを身に付けてほしいと願う親は、子どもの上達がいまいちだとしても、習い事の場で友達と過ごす時間を楽しむことが大切だと考える人が多いです。

習い事をすると、普段遊んでいるようなクラスの友達や家の近所の友達とは違う関係性に触れることができるため、連帯感や協調性、コミュニケーション能力などを養うことはできます。

一方で、子どもが習い事先での友達や先生との人間関係に悩んでいても、習い事が多すぎると親自身が各習い事の人間関係を把握できず、子どもの悩みに気付けないということも…

人間関係が嫌で習い事を辞めるということになる前に、送迎の間に習い事の友達の話などをできるだけ聞いておく、困ったら話をしてほしいことを伝えておくなどの親としての配慮が必要です。

礼儀やマナーのある子に育ってほしい

習い事をすることで培われる礼儀やマナーがあります。

例えば、スポーツで使っているグラウンドや芝生、道具を大切に扱うことや、コーチへの挨拶などです。

加えて「人の話を聞く姿勢で指導を受ける」など、習い事では、習う側が教える側へ敬意を払うことが身に付きます。

習い事によってその厳しさは異なるため、いくつも習い事をさせることでTPOに応じた対応ができるような子どもになってほしいと願うのでしょう。

確かに習い事をいくつもすることで色々な世界があることを知ることはできますが、それが必ずしも正しい礼儀やマナーを身に着けることに繋がるとは限りません

礼儀やマナーを目的にしているなら、家庭でもある程度の躾をすることもできますよね。

子どもにプロスポーツ選手などの一流を目指して欲しい

スポーツの習い事をさせる理由として「スポーツを楽しんで欲しい」「チームワークを体験してほしい」などの理由もありますが、オリンピック選手などの一流のアスリートになることを願っている親も多いです。

SNSで直接プロスポーツ選手のことをフォローできるなど、プロの選手との垣根も低くなってきている今では、親が言うよりも子どもが先に目標の選手を見つけることもあります。

しかし、プロスポーツ選手やオリンピックに出られるような選手になるのは、一握りの人間です。

しかも一流のアスリートになるような人たちは、子どものうちから親子共に生活のほとんどを費やしているような人たちばかり。相当な覚悟が必要です。

「子どものうちに習い事をいくつもしたことが本業のスポーツにつながった」という選手もいますが、その事実だけを真似ているようでは、一流の選手になるのは難しいでしょう。

自分が子どもの時にやりたかった習い事を子どもにさせたい

子どもの頃に憧れ、習いたいと親に頼んでも習わせてもらえなかった習い事がある人は少なくありません。

筆者もピアノと水泳以上に習い事をすることを認めてもらえず、習字やそろばんを習うことができないまま大人になって、いまだに憧れを持っているところがあります。

好きな習い事を習わせてもらえず、諦めた経験があれば、子どもにはぜひ習わせてやりたいと思ってしまうのはありがちなケースです。

ただ、自分の夢をのせて押し付けてしまうと負担になる可能性もあります。その習い事は本当に本人がやりたいでしょうか。

親の気持ちや空気を読んで続けてしまう子どももいますが、継続を決める時はできるだけ子どもの本当の気持ちを引き出してから判断するようにしてくださいね。

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習い事をする必要って本当にあるの?

ほとんどの子どもが習い事をしていますが、必ず習い事をしなくてはならないわけではありません。

先に紹介した「いこーよ」の習い事調査を見ると、6歳~7歳では、30%前後、8歳~9歳で16~25%、10歳~12歳で30%前後の子どもが、習い事をしていないと答えています。

 

年齢別習い事の有無

(引用:いこーよ公式「習い事調査2019」より)

習い事をいくつもしている子が周りにいると「うちも何か習わせないと」と焦ってしまいますが、習い事をしないことも選択肢の一つとして考えてみるのも一つです。

習い事をさせるべきか、これ以上増やすべきか悩んだら、一旦落ち着いて次のことを考えてみましょう。

  • 習い事に追われて子どもが疲れていないか
  • 「習い事をすること」自体が目的になっていないか
  • 友達と遊ぶ時間があるか
  • 無理に習い事を増やすよりも貯蓄に回してはどうか

一つずつ見ていきます。

習い事に追われて子どもが疲れている時は減らすことも考えて

子どもがあくびばかりしたり、習い事に対して無気力になっている時は要注意

習い事に追われて、心身ともに疲れていれば、いくら好きな習い事でもまともにレッスンに参加することは難しいです。

やる気のない子どもを見ると「なぜちゃんとやらないの?」とイライラして叱ってしまうかもしれません。

ただ、子どもだって本当は一生懸命やりたいはずです。それでも睡眠不足や疲れがたまっていれば、うまくいくものもいきませんよね。

習い事の負担が大きすぎて無理が出ているのであれば、減らすことを考えましょう

生活のバランスを取り戻すことができれば、子も親もストレスから解放されます。

習い事をすることが目的になっていないか、振り返ってみる

最初は「ピアノであんな曲を弾きたい」と言っていたから始めたのに、最近は家でろくに練習することもなくレッスンに行くようになった…なんて時は、ピアノを習うことだけが目的になっている可能性があります。

つまり「習い事で何をするか」ではなく、それを「習っていることを目的にしている」ということです。

子どもたちや教育ママの間では「プールを習っている」「英会話を習っている」といった習い事のステータスを重視することもあるでしょう。

ただ、月謝を毎月支払ってステータスを買っているのは、いかがなものでしょうか。

お金を払って習い事をしている以上、何かしらを身につけてほしいものです。

親がその目的を押し付けるのはよくありませんが、子どもが自主的に意味をもてるようにサポートすることはできます

習い事では、楽譜が読める、ピアノが弾ける、クロールができるなどのスキル以上に、学校では習えない多くのことを学ぶことができます。

例えば、なかなか結果が出せない経験や、好きなことに夢中になることです。

もし、子どもがこうしたいと願う気持ちが出てこないようなら、その習い事を続ける意味はないのかもしれません

1年に1度は継続の有無を考える機会を持ち、習い事を続ける意味や目的について親子で話すことができるといいですね。

友達と遊ぶ時間をもつことも大切

子どもにとって遊ぶことは、健全な発達をするに欠かせないものですよね。

筑波学院大学の学長を務めたことのある門脇厚司氏は、「青少年自然体験活動全国フォーラム」特別講演のなかで子どもの遊びについて次のように述べています。

子どもが何かをするということは、五感を働かせて体験することであり、学習することであり、まさに生きているということ…、脳の機能を高める重要な体験であり学習となっている

(引用:特別講演「青少年自然体験活動全国フォーラム」)

このように、遊びは子どもの発達に重要な役割を果たすものです。

習い事ばかりに熱心になりすぎて、子どもから遊ぶ時間や機会を奪っていないでしょうか

案外、習い事を減らして遊ぶの時間を増やすと、限られた習い事でものびのびと頑張るかもしれません。

参考:子どもの運動能力を高めるには幼児期の遊びが肝心!スポーツの習い事を始める前にとことん遊ぼう

将来を考えて貯蓄に回すことも必要

人生には、様々なライフイベントがあります。住宅購入、子どもの進学、結婚などが主なものとなります。

さらには、病気、事故、災害など、収入の減少や予期せぬ出費の可能性にも考慮する必要があるでしょう。家族として、いざという時に備えなくてはなりません。

習い事をいくつもしている結果、貯蓄に回せない状況であれば、改善の必要があるでしょう。

いざという時や突然の出費に問題なく対応できるよう、習い事の数と貯蓄のバランスは年々調整していくことが大切です。

もし子どもが「習い事をやりたいって言ってきたら」どうする?

親としては習い事をさせたくなかったり、習い事を増やしたくなかったりしても、子どもはたいしたことのない理由でも「習い事をやりたい」と言ってくることがあります。

できるだけ願いは叶えてやりたいですが、それがどこまで本気なのか、気分で言っているのか怪しいことも…。

子どもが「習い事をやりたい」と言ってきたら、どう対応するのが正解なのでしょうか。

やりたいと思ったきっかけを聞く

子どもが「○○やりたい!」と親に言ってきても、本当にそのものがやりたいわけではない場合があります。

例えば、「可愛い衣装が着たい」「友達がやっているから」といったものです。

さらにはただ言っている場合もあり、習いたいものがコロコロ変わるのもよくあることです。

ただ、やりたいと言ったからには、何かしら理由があると思って聞くしかありません

やりたいことの理由が習い事に直結しないのなら、習い事をしなくても解決してしまうことをよく聞かせてあげましょう。

時間とお金に余裕があればまずはやらせてみる

子どもの話を聞いて、本当に習いたいものを見極めることも大事ですが、肝心の子どもが、何を習いたいのかが分からない場合もあります。

物事を考えられるようになってくる小学生ならまだしも、幼児期は厳しいものです。

その場合、思い切ってまずはやらせてみるというのも一つの手。やってみて、初めて好きか、続けたいのか、変更したいのかがわかる場合もあります。

ピアノをやらせてみたら、小学校から吹奏楽をやりたいと言い出したといったように、習い事をさせることで子ども自身が自分の興味を分かってくることはよくあるケースです。

もちろん、その過程には時間とお金がかかりますので、家庭の事情にあわせ、余裕のある範囲で行いましょう。

オンラインレッスンを提案してみる

習い事をさせる余裕はあるけれど、子どもが小さくて一人で通わせるのは心配…といった場合は、動画で受けられるオンラインレッスンを利用するのもアリ。

オンラインレッスンなら自宅にいながら受けられるので、送迎の手間もありません

オンラインレッスンと聞くと、英会話などに特化しているような印象もありますが、バイオリンや、プログラミング、塾など最近ではその種類も豊富です。

ただ、子どもが小さいほど長時間椅子に座ってじっとレッスンを受けることは難しいので、必然的に親も参加しなければいけないのは、教室で受けられる習い事との違いです。

格安で体験レッスンを行っているところも多いので、まずは手始めに試してみると良いでしょう。

習い事で何をするか、何を学ぶかは人生に大きく影響する!

週7日のうち、いつ何の習い事をさせるかの選択は非常に難しいです。

子どもの時にやっていた習い事は中学・高校で部活選びの基準にもなりますし、大人になってからも続けられる趣味にもなります。

つまり何の習い事をするかは、子どものその後の人生に大きく影響するわけです。

だからと言ってあれこれ習わせても、子どもの糧になるかはまた別の話。習い事に夢中になり、子ども自身が上達や成長を願って取り組まない限り、ただ惰性で続けることになってしまいます。

習い事をいくつするかは、家計や仕事とのやり繰りをしながら、無理のない成長を願って絞っていくようにしていきましょう

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