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ピアノを習い事に選ぶと賢い子になる?ピアノが上手な男の子はモテる?月謝の目安やピアノ男子あるあるも紹介

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皆さんは子どもにどんな習い事をさせていますか?また、させたいですか?

ひと口に習い事と言っても、水泳や英会話、習字やプログラミングなど習い事の種類もたくさんありますよね。

実際どんな習い事をしている子どもが多いのでしょうか。

厚生労働省が発表した「第9回21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)」(2019)によると、小学校3年生の習い事をしている子どものうち女の子は39.6%、男の子では12.4%がピアノなどの音楽関係の習い事を選んでいるそうです。

今回はそんな習い事の定番とも言えるピアノを選ぶメリットや、幼児からピアノが習える教室について紹介していきます。

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ピアノを習い事に選ぶと何がいい?

「ピアノは何となく子どものためになりそう」「子どものうちに習っておくと良さそう」といった漠然としてイメージを持っている方も多いと思います。

そこで、ピアノを習い事に選ぶメリットについてまとめました。

  • 指先を使い、両手で別の動きをすることで脳の発達を促す
  • 絶対音感が身に付けられる
  • 感受性や想像力を育める
  • 楽譜を読めるようになる
  • 継続と努力の大切さを学べる
  • 音楽の成績が良くなる
  • 発表する場を経験して自信がつく

一つずつ確認していきましょう。

指先を使い、両手で別の動きをすることで脳の発達を促す

ピアノを弾くときには、細かく指先を動かしますよね。

このとき脳は、前頭葉からそれぞれの指先や腕、体幹など身体の各部位に向けて同時に指令を出します。

そうすることで筋肉が動き、両手で違う動きをしながらピアノを弾くことができるのです。

両手で別の動きをするのって、大人になってからやろうとしてもなかなかうまくいかないんだってね!

このように同時に刺激を受けて働くことによって、脳は活性化され、発達していきます。

またピアノを弾く時は楽譜を見ることで、視覚野が刺激されたり、音を聞くために聴覚野が働いたりと、脳の様々な部位を同時に活性化させることができるのです。

絶対音感が身に付けられる

絶対音感とは、音を聞いたときに他の音と比べずにその音の高さが分かるという能力のこと

例えば絶対音感がある人では、救急車のサイレンの音を聞いたときに「ピーポーピーポー」というのを「シーソーシーソー」と音階で聞き取ることができるのです。

この絶対音感は、ピアノなどの鍵盤楽器に触れることで、身につけることができると言われていますが、一方で「絶対音感は小さいころにしか身につかない」などという話も聞きます。

兵庫教育大の研究「絶対音感にみる音楽認知の傾向」では、絶対音感の身に付きやすい時期について次のように述べられています。

絶対音感の多くは6歳以前に鍵盤楽器等の固定pitch によって意図的または経験によって身についた音感であることが確認された。

※固定pitch…音の高さのこと

つまり、絶対音感は、6歳より前に、音が固定されている鍵盤楽器などを聞くことによって身に付きやすくなるということです。

ただし、6歳より前にピアノの学習を始めたからといって必ず絶対音感が身につくわけではありません。

現に、4歳からピアノを習っていた筆者は、ある程度の音感はありますが、濁ったような音(不協和音)になると、さっぱりです。同じ年齢でピアノを始めた姉は絶対音感があるのでうらやましかったな…。

感受性や想像力を育める

関西学院大学「幼児の音楽聴取についての一考察」には、音楽と感情の関係性について次のような報告があります。

音楽作品を聴取させて気分を誘導した被験者と気分誘導を行わない被験者との違いを調べた結果、抑鬱な音楽を聴取した者に抑鬱な気分が高くなった。

つまり、音楽には感情を動かす効果があるということです。

研究ではクラシック音楽を使用していましたが、このような効果はピアノの音楽にもあると考えられます。

また、子どもがピアノの旋律を聞き、曲を表現しようとすることで、感受性や想像力を広げていくことに繋がるはずです。

嬉しい感じで!とか、悲しそうに弾いてみて!って、音楽教室の先生によく言われたなあ。

楽譜を読めるようになる

ピアノで演奏するには、まず楽譜が読めなければなりません
(鍵盤が光る電子ピアノで練習する場合もあります)

楽譜を読むためには、五線に並ぶ音符を読み、繰り返しや強弱のマークなど、様々な音楽記号を覚えることになります。

子どもの頃に楽譜を読めるようになると、大人になっても自然と読むことができるので、新しく楽器をやろうと思った時でも、スムーズに取り掛かることができるでしょう。

僕にはオタマジャクシにしか見えないけど、あれをスラスラと読めるのはいいよね!

継続と努力の大切さを学べる

ピアノを弾くには音符を覚えるところから始まり、楽譜を覚え、繰り返し弾いて練習するなど、やるべきことがたくさんあります。一朝一夕でできることではありません

もちろん継続すること、努力をすることは大変なことです。

しかし、それを乗り越え「この曲が弾けるようになった!」という達成感や喜びを感じることで、時間や労力を惜しまずに、継続することや努力することができます

難しい曲をミスなく弾けるようにするのは時間が掛かるけど、嬉しいよね!

音楽の成績が良くなる

子どもは、自分ができることに関して、積極的にやろうとします。

音楽の授業でも、ピアノを通して普段から音楽を身近に感じている子とそうでない子では、ピアノを習っている子の方がより楽しんで意欲的に参加できるのではないでしょうか。

それに加え楽譜が読めるので、歌を歌ったり楽器を演奏するなど、技術的な面で差が出てくるのは当然です。

音楽発表会や合唱コンクールでは大役を任されがち!

発表する場を経験して自信がつく

ピアノを習っていると、定期的に発表会やコンサートなど、練習の成果を発表する機会があります。

もちろん緊張もしますが、その緊張も含め、観客の前で演奏するということを通して達成感を感じることができるのです。

また、「発表会」という目標を定めることで練習にも精が入り、発表する場でも「自分はこれだけやってきたんだから大丈夫!」と自信を持てるようにもなります。

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男の子がピアノを習い事にするメリット

冒頭でも触れた通り、小学校3年生の習い事をしている子どものうち、女の子は4割、男の子では1割が、ピアノなどの音楽関係の習い事を選んでいます。

確かに、筆者が子どもの頃は、幼稚園から小学校低学年くらいの時は、音楽教室に何人か男の子もいた記憶があります。

女の子に比べるとピアノを習い事に選ぶ男の子は少ないですが、男の子が習うからこそのメリットを3つ挙げました。

  • ピアノが上手な男の子はかっこい
  • 優しい性格になる
  • バンドや作曲など音楽に目覚めるきっかけになる

ピアノが上手な男の子はかっこいい

男の子がピアノを弾くというのは、女の子がピアノを弾くのとはまた違った印象になります。

特に、上手にピアノが弾ける男の子は単純にかっこいいですよね。

男の子では女の子よりもピアノを習っている割合が少ないので、注目の的にもなりやすいです。

優しい性格になる

筆者が中学生の時、同じクラスに優しくて気が利く男子がいて、ピアノを弾くのも上手くて女子に人気がありました。

ピアノを始めて、優しいメロディに触れることで感性が育ち、性格も優しくなったと感じる保護者もいます

ピアノをしているからといって、必ずしも皆がそのような性格になるとは限りませんが、周りの人の気持ちを思いやれるような男の子になってくれると、嬉しいですよね。

バンドや作曲など音楽に目覚めるきっかけになる

aiko、back number、いきものがかり、秦 基博など数々の名曲を手がけるプロデューサーであり、キーボーディストでもある島田昌典氏は、幼少のころピアノを習っていたそうです。

また、最近ではOfficial髭男dismやKing Gnuなどをはじめとして、ピアノなどの鍵盤楽器を取り入れたバンドが人気を集めています。

人気のJ-POPをピアノで演奏できると楽しみも広がり、それがきっかけでバンドに目覚めることもあるかもしれませんね

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ピアノ男子あるある

ここではピアノを習っている男の子によくある「ピアノ男子あるある」をご紹介します。

ピアノ教室では周りが女の子ばかりで孤独を感じる

ピアノ男子も増えてきているとはいえ、まだまだ女の子が多いのが現状。

教室に行っても「自分以外みんな女の子」いうのも良くある話です。

個人の教室の場合でも発表会には習っている生徒が集まるので、そのようなときにも周りは女の子ばっかり…ということも。

女の子が多い環境の中で孤独を感じ、居心地が悪く思う男の子もいるかもしれません。

中学校や高校の合唱コンクールでは伴奏で注目の的になる

中学校や高校になると合唱コンクールがあり、ピアノが弾けると合唱コンクールで伴奏者になることがありますよね。

伴奏者になれるのは学年でも数人で単純に目立つ上、女の子の伴奏者が多い中での男の子の伴奏者ともなれば、さらに注目を浴びることでしょう。

ピアノ男子はモテる

女性がピアノを弾くと「素敵」「美しい」といった気持ちになりますが、男性が弾くと「力強くてかっこいい」「上手に弾けるのがすごい」と、それだけでポイントが上がります

ピアノ男子は、やはりモテます。

先ほどの挙げた合唱コンクールでも、ピアノを弾ける男子はのちのち女の子から告白される…なんてこともあるでしょう。(筆者の中・高時代はまさにそうでした)

また、学校だけでなく、空港や街中など最近では至る所にピアノが置いてあります。

普段は活発な男の子がピアノでサラッと優しいメロディを奏でたら、そのギャップに魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。

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女の子にも男の子にも、ピアノを習わせたい!

いざ「息子にピアノを習わせたい!」と思ったとき、困るのはお金のことやいつから始めたら良いかということについてではないでしょうか。

実際にピアノを習い始めるにあたっての疑問についてお答えしていきたいと思います。

ピアノを習うには費用や月謝はいくら掛かる?

年齢や授業形態、レベルなどにより掛かる費用は異なります。

ここでは、代表的な音楽教室である、ヤマハ音楽教室とカワイ音楽教室の月謝をまとめました。

下表の通り、大手の音楽教室でピアノを習うと、月謝は最低でも毎月6,000円から7,500円程度掛かることが分かります。

※いずれも月謝のみで、入会金や施設費は別途支払いが必要

教室 対象 内容(一例)
ヤマハ
音楽教室
4~5歳児 月謝7,150円
月3回(年40回)、1回60分
(入会金や施設費別途発生)
小学生 月謝7,700円
月3回、1回60分
教材費:4,950円~
(入会金や施設費別途発生)
カワイ
音楽教室
3歳 月謝6,480円
月3回(年36回)、1回30分
個人・グループレッスン
4歳 月謝7,020円
週1回(年間40回)、1回30分
個人レッスン
小学生 月謝7,020円
週1回(年間40回)、1回30分
個人レッスン

(税込表示)

それに加えて、自宅で練習をするとなると、ピアノやエレクトーンを購入する必要が出てきます。

電子ピアノは3万円くらいで手に入りますが、鍵盤の数が少なく、本格的にやるなら役不足です。

倍以上の値段になっても、足ペダルがついているものや、ヘッドホンで消音対応にできるピアノを選ぶようにしましょう。安いものだと7万くらいから手に入ります。

近所迷惑にならないためにも、消音に対応しているピアノを選ぶのが無難です。

その他、ピアノの調律代やピアノの発表会・コンクール参加費、試験など何かとお金は掛かってくるので、月平均1万円ほどは必要だと覚悟しておきたいですね。

なお、レッスン時間は、ヤマハ音楽教室は1回60分、カワイ音楽教室は1回30分が基本です。(60分はハイレベルコース)

子どもの集中力はそう長いわけではないため、時間が長ければその分上達するとは限りません。30分でも1時間でも、そこまで大きな違いはないでしょう。

いつから始めるのがいい?

ピアノを習わせるなら、音感が定まってくる6歳よりも早く始めるのがいいと言われることがあります。

一方で、身体的な発達の観点に照らすと、手先の巧緻性がまだ十分でない時期から始めるのは、あまり良くないという意見もあるなど、明確に定まっているわけではないようです。

ただ、音楽教室であれば先生の弾くピアノの旋律に合わせながら体を動かしたり、歌を歌ったりするようなリトミック的な要素から始まるので、そこまで深く悩む必要はありません。

音楽に慣れ親しむなら3歳から5歳頃、ピアノを本格的に始めるなら小学校から始めると良いでしょう。

いつまで続けるもの?

ピアノを始めても、中学校への進学や部活動の開始、高校受験といったタイミングで辞める人もいます。

成長するにつれ他のスポーツや習い事に興味が湧くこともあるでしょうし、状況はどんどん変わっていくので、そうなるのも自然の成り行きです。

並行して練習を続けることもできますが、レッスン時間が足りず、両方中途半端になる時もあるので、本気で続けたいと思っている時以外は、終えてしまってもいいでしょう。

お互いが納得できるよう、子どもと良く話し合えると良いですね。

まとめ|ピアノは子どもの成長に効果あり!男の子にもおすすめ

ピアノを習い事にするメリットや、男の子でもピアノを選ぶと何がいいのかについて見てきました。

ピアノをはじめ、音楽に触れることは子どもにとってプラスの成長に繋がります。

女の子に人気の高い習い事ですが、男の子でも興味があればやってみても良さそうです。

ただ、本人にある程度やる気がないとなかなか身に付くものでもないので、自宅で練習時間を確保できるように時間管理のサポートをしてあげるなど、家族ができることにも取り組みましょう。

ちなみに、筆者は、10年間週1~2回ピアノをやっていましたが、絶対音感があって何でもスラスラ弾いてしまう姉に嫉妬心をもってしまい、自宅での練習が嫌になり、あまり上達できなかったタイプです…。

月謝やピアノの管理費など、決して安く済む習い事ではないので、子どもがどんな気持ちでピアノに臨んでいるのか、気に掛けるようにしてあげてください。

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