プログラミング

プログラミング教室の種類には何がある?教室選びの前に知っておきたいこと

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プログラミング教室の種類 プログラミング
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プログラミング教育は、2020年度より小学校で必修化され、2021年度から中学校でも始まります。

子どもの習い事にプログラミング教室を検討する人も増えていますが、月謝や先生の質が気になりますよね。

ただ、月謝や指導方法で選ぶ前に「プログラミング教室にも種類がある」点に注意しましょう。

プログラミング教室の種類?

内容を聞いてもよく分からないからと適当に選んでしまうと、子どもがやりたいプログラミングとは違う教室を選びかねません。

そこで今回は、プログラミング教室の種類や授業のタイプについて、分かりやすくまとめました。

【この記事で分かること】

  • プログラミング教室の種類には何があるのか?
  • 授業は教室?オンライン?
  • 家庭でもタブレットやパソコンは必要?

教室を選ぶポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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プログラミング教室にも種類がある?

プログラミング教室にも種類がある

プログラミング教室はその内容によって、大きく3つの種類に分けることができます。

  • プログラミング言語
  • ものづくり
  • アプリ・ゲームづくり

一つずつ内容を確認していきましょう。

【プログラミング言語】THE 王道!言語を使って動かしていく

一つ目は「プログラミング言語を使用して学ぶ」プログラミング教室です。

レッスンでは、パソコンやタブレットを操作してプログラミングをし、教材にはScratchやマイクラなどのツールやソフトを採用する教室も多いです。

Scratch(スクラッチ)…プログラミング言語の入ったブロックを組み合わせてアニメーションやゲームを作ることができるツール。タイピングができなくても、ドラッグ&ドロップの操作で簡単にプログラミングができる。

マイクラ…マインクラフトの略。子どもたちに人気のサンドボックスビデオゲーム。自由にブロックを組み合わせ、建築を楽しむことができる。

プログラミング言語には、「ビジュアルプログラミング言語」「テキストプログラミング言語」というものがあります。

ビジュアルプログラミング言語は、子どもや初心者向けに作られたもので、プログラミングに必要な要素を視覚的にパーツ化したものです。

【ビジュアルプログラミング言語を使ったScratch】

(引用:scratch公式)

テキストプログラミング言語は一般的なプログラミング言語で、文字でコードをタイピングしていきます。

言語 内容
ビジュアル
プログラミング言語
プログラミングに必要な要素を
視覚的にパーツ化
テキスト
プログラミング言語
文字でコードを
タイピングする

プログラミング言語や仕組みを学習する教室では、まずビジュアルプログラミング言語を使用してプログラミングすることから始め、基礎知識や考え方を身に付けていくカリキュラムが多いです。

幼児や小学校低学年の子どもでも視覚的に理解しやすく、簡単に操作できるため広く取り入れられています。

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【ものづくり】プログラミングでロボットや玩具を動かす

二つ目は、「ロボットや玩具を使う」プログラミング教室です。

プログラミングをしてロボットや玩具を動かすことで、プログラミングの仕方を学んでいきます。

このタイプの教室は、パソコンなどの画面内だけでなく、実物のロボットなどを動かしながら、組んだプログラミングの結果を体感できるというところがポイント。

中にはレゴブロックでロボットを作り、動かせるような教室もあるため、遊んでいる感覚でプログラミングを学べるメリットがあります。

そのため、ものづくり系の教室は、ビジュアルプログラミング言語の前に、実物を動かす経験をさせておきたい時や、ブロック遊びが好きな子に向いているでしょう。

【アプリ・ゲームづくり】専門的な知識で難易度が高い

アプリ・ゲームづくり

最後は、「アプリやゲームづくりをする」プログラミング教室です。

MOONBlockなど、簡単な操作や指示でゲームを作ることのできるツールもありますが、3DゲームやVRゲームなど高度なものを作っていくには、より専門的な知識が必要になります。

そういった難易度の高いプログラミングは、ある程度プログラミングの基礎知識を身に付けた小学校高学年以降向けのカリキュラムとして開講されているケースがほとんどです。

UnityやXcodeなどを使いアプリやゲームを開発したり、HTMLやCSSなどを使ってWEBサイトを制作したりするコースなどがあります。

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プログラミング教室は授業のタイプもさまざま

プログラミング教室は、受けられる授業のタイプにもさまざまな種類があります。

オンラインレッスンか、教室か

「プログラミング教室」だからといって、実際に教室に通うとは限りません。

教室以外にも、自宅で受けられるオンラインレッスンもあります。

オンラインレッスン

オンラインレッスンのメリットは、通う手間が省けることや、好きな時間に学べるということでしょう。

また教室によっては、レッスン内容が動画で提供されることもあるので、繰り返し見て学びを深めることもできます。

教室で行われたワークショップの動画をYouTubeに掲載しているところもあるよ!

教室

教室のレッスンは、講師と対面しながらレッスンを受けられるメリットがあります。

顔を直接合わせられると安心感があり、質問などもしやすいですよね。

マンツーマンか、グループか

オンラインであっても同時に何人も接続してグループレッスンができるため、教室にいかないとグループレッスンを受けられないということはありません。

子どもに合わせて、マンツーマンのレッスンがいいのか、グループレッスンがいいのかも踏まえて選ぶようにしましょう。

ちなみに、グループレッスンといっても、さらに種類があります。

個別でメンターがついて教えてくれるものだけでなく、グループになって周りと協力しながら進めていくもの、グループでも子どもによって進度がばらばらなものなど、様々です。

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プログラミング教室を選ぶ時の検討材料

プログラミング教室を選ぶ時の検討材料

プログラミング教室を選ぶ時は、次の3つのポイントをおさえておきましょう。

  • 子どものやりたい目的に合っているか
  • 費用とレッスン時間は見合うか
  • 自宅でも学習を続けたほうがいい内容か

どれも、プログラミングを続けていくには大切なことです。一つずつ見ていきます。

子どものやりたい目的に合っているか

まずは子どもがプログラミング教室で何をしたいのかを、しっかりと確認しましょう。

ロボットを動かしてみたいのか、ゲームを作ってみたいのかなど、子どもによって興味のある分野は異なります。

ロボットを動かしたかったのに、通い始めたらパソコンの操作やビジュアルプログラミングをするくらいだった…なんてことになると、子どものやる気も無くなってしまいますよね。

プログラミング教育に繋がるような知育玩具もたくさんあるから、子どもの興味を知るためにいくつか買って遊ばせてみると傾向が分かるかも!

費用とレッスン時間は見合うか

そもそプログラミング教室に通わせる意味があるのか、という点からも考えておきましょう。

プログラミング教室では、月2回(60~90分/回)で月謝が10,000円前後というところも多く、レッスン時間に対して費用が割高になりがちです。

毎週だとまだ記憶に残りやすいですが、隔週にもなると、前回の内容を思い出すのも大変そうですよね。

毎週レッスンが無いようなところだと、一定のスキルが身に付くまで時間が掛かる子もいるでしょう。

そのため、割高な費用を払い続けてまで受講するかは、悩ましいところです。

最近では無料のアプリやツール独学として使えるYouTubeの動画などももあるため、学ぼうと覚え場いくらでもやり方はあります。

体験レッスンに行くとついすぐに入ってしまいそうですが、レッスン頻度や料金は妥当かといったことをよく考えたうえで選ぶべきです。

自宅でも学習を続けたほうがいい内容か

最後にチェックしておきたいのは、自宅学習の有無です。

教室では大まかな指導くらいで、学習のメインは自宅学習という場合もあります。

そうなると、インターネット環境はもちろん、パソコンやタブレットなどの準備をしておかないといけません。

教室だけで完結するのか、自宅でも取り組みが必要なのかという点についても、しっかりと把握しておきたいですね。

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まとめ|ビジュアルプログラミング・ロボット・アプリ開発どれがいい?

プログラミング教室の種類や、選ぶ時の検討材料について詳しく見てきました。

本記事のポイントをまとめると、次の通りです。

  • プログラミング教室にも種類がある
    1. Scratchなどのビジュアルプログラミング言語
    2. ロボットや玩具をプログラミング操作で動かす
    3. ゲームやアプリの開発
  • 選ぶ時は3つのポイントで検討する
    1. やりたいことと教室の授業内容は合っているか
    2. 費用とレッスンの妥当性
    3. 自宅学習の有無

いきなりゲームやアプリの開発は難しいから、ロボット教室やビジュアルプログラミング言語から始める子が多いよ!

多くの大人がもつプログラミングのイメージは、テキストを打ち込んでプログラミングを組んでいくようなものですが、最初は「プログラミングの考え方」や「仕組み」を知ることから始まります。

指示の順番がおかしくてロボットが思ったように動かないといった経験を積むことで、プログラミングの感覚や知識を少しずつ身に付けていけるはずです。

これからプログラミング教育を考えているのであれば、家庭のパソコンやタブレットでScratchを操作してみたり、プログラミング系の知育玩具を使ってみたりして、プログラミングの世界に少しずつ触れてみましょう。

 

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