スマイルゼミ・チャレンジタッチ(進研ゼミ)はどちらもタブレットを使って勉強する小学生向けの通信教育ですが、どこがどう違うのか、パッと分かりにくいですよね。
本記事では、スマイルゼミとチャレンジタッチ(真剣ゼミ)の料金や学習スタイルの違い、サービス内容の違いなどを比較し、分かりやすく説明します。
両社の違いを理解することで、自分の子どもにとってどちらが良いのか判断することができますよ。
スマイルゼミとチャレンジタッチ(進研ゼミ)基本情報を比較
スマイルゼミとチャレンジタッチ(進研ゼミ)の基本情報を表にまとめてみました。
※1・・・12か月以上継続して契約した場合
※2・・・6か月以上継続して契約した場合
スマイルゼミ |
チャレンジタッチ (進研ゼミ) |
|
タブレット | 学習スタイル | タブレット+学習教具(紙) |
国語・算数・英語 ・理科・社会 |
教科 | 国語・算数・英語 ・理科・社会 |
1日20分程度 | 学習時間目安 | 1日10分~20分程度 |
【標準クラス】4,268円~ 【発展クラス】5,038円~ |
料金(会費) | 3,680円~ ※3種類のコース全て料金は同じ |
10,978円※1 (通常本体価格43,780円) |
タブレット代 | 無料※2 (通常本体価格19,800円) |
クレジット払い、 銀行振込、コンビニ払い (1か月/6か月/12か月支払い可) |
支払い方法 | クレジット払い・ コンビニ払い・ 郵便振替・口座引落 (1か月/6か月/12か月支払い可) |
【英語プレミアム(英検対策)】 月額869円(HOP/STEP) ~4,378円(英検5級~2級) 【タブレットあんしんサポート】 3,960円(ひと月あたり330円) 【推奨無線LAN】 3,960円 |
オプション | 【オンラインスピーキング】 月額2,970円(月3回) 【考える力・プラス講座】 月額2,403円~ 【プログラミング】 月額3,480円 【チャレンジパッド サポートサービス】 1,860円(12か月契約) ※他にも追加オプション有り |
※税込表記
以下、それぞれのサービスの内容を比較しながら、スマイルゼミとチャレンジタッチ(進研ゼミ)の違いについて説明します。
学習スタイル・教材比較|スマイルゼミはタブレットのみ、チャレンジタッチは学習教材つき
学習スタイルでいうと、スマイルゼミはタブレットのみ、チャレンジタッチ(進研ゼミ)はタブレット+学習教具(紙の教材を含む)を使って学習します。
チャレンジタッチの「学習教具」とは、時期に合わせて届く付録教材で、漢字ポスターや漢字辞典、学習関連にした道具などが届きます。
学習教具の例は、こんな感じです(歌ってばっちり九九ソングバンド)※学年によって内容は異なる
(画像引用先:進研ゼミ小学講座)
定期的にこんなものが届いたら、子どもはテンションが上がるでしょうね。
一方、スマイルゼミには学習教具・付録はないので、学習教材が届くことで、学習への興味関心が高まったり、自分が勉強に取り組むようなタイプの子はチャレンジゼミ(進研ゼミ)の方が良いかもしれません。
タブレットの機能の詳細は記事後半で詳しく説明します。
低学年のうちの子どもは、付録があると嬉しそうにしてるわ。
各学年、料金(会費)比較|全体的にチャレンジタッチの方が1,000円以上安い
スマイルゼミ、チャレンジタッチ各学年月払いの料金は、以下の通りです(2021年最新)。
スマイルゼミ※ | チャレンジタッチ | |
標準:4,268円 発展:5,038円 |
1年生 | 3,680円 |
標準:4,510円 発展:5,610円 |
2年生 | 3,930円 |
標準:5,170円 発展:6,380円 |
3年生 | 4,490円 |
標準:5,830円 発展:7,040円 |
4年生 | 4,980円 |
標準:6,710円 発展:7,920円 |
5年生 | 5,980円 |
標準:7,260円 発展:8,470円 |
6年生 | 6,440円 |
※税込表記
※クラスによって料金が異なる
全体的な料金を比較すると、スマイルゼミよりもチャレンジタッチ(進研ゼミ)のほうが約1,000円~2,000円安いですね。
もう少し具体的に説明すると、スマイルゼミは標準クラスと発展クラスの2種類あり、クラスによって料金が異なります。
学習の習慣を身に付ける・基礎学力を上げるなら標準クラスを選択(基本的には標準クラスでOK)。
学習量が1.5倍で、基礎以外にも読解力、思考力、解決力などを身に付けたい場合は、発展クラスを選択することができます。
チャレンジタッチ(進研ゼミ)は、標準コースと挑戦コースがありますが、料金は一緒。
標準コースは「基礎重視」、挑戦コースは「発展的な内容を中心」といった感じで、各教科ごとに設定できるので、得意・不得意に合わせて、学習を進めることができますよ。
料金が安いのは、お財布的に助かるなぁ。
タブレットの料金|スマイルゼミは最安10,978円、チャレンジタッチは無料!
スマイルゼミ、チャレンジタッチ(進研ゼミ)のタブレットにかかる料金は、以下の通りです。
※1・・・12か月以上継続して契約した場合
※2・・・6か月以上継続して契約した場合
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
10,978円※1 (通常本体価格43,780円) |
タブレット代 | 無料※2 (通常本体価格19,800円) |
一括もしくは分割 | 支払い方法 | 詳細不明 |
タブレットあんしんサポート 年額3,960円 |
タブレット 保証サービス |
チャレンジパッド サポートサービス 年額2,280円(1か月契約) ※12か月契約の場合1,860円 |
スマイルゼミ入会時 | オプション申込 タイミング |
専用タブレット到着前のみ |
タブレット交換費6,600円 | 故障・修理代 | タブレット交換費3,300円 |
※税込表記
タブレットの費用で考えると、断然チャレンジタッチ(進研ゼミ)の方が安いし、最低6か月契約すれば無料で貰えるのは、かなりお得な感じがします。
ちなみに、2021年4月のキャンペーンだと「2か月契約でタブレットが無料」といった内容でしたよ(太っ腹)。
スマイルゼミは、12か月契約を継続するという条件で10,978円で購入可能ですが、途中解約すると、通常本体価格である43,780円を支払わなきゃいけないので、ちょっと面倒かも。
他にも、壊れてしまったときのオプションサービスもあり、スマイルゼミは年額3.960円、チャレンジタッチは年額2,280円です。
オプションに加入していれば、スマイルゼミの場合は6,600円、チャレンジタッチの場合は3,300円でタブレットを交換してもらうことができます。
もし加入していないと、タブレットの通常本体価格ぶんを支払うことになるので、心配なら入会時のタイミングで加入しておきましょう。
※上記の文章内にでてくる料金は全て税込表示です。
支払い方法・契約方法|お得に入会する方法や注意点について
スマイルゼミとチャレンジタッチ(進研ゼミ)の支払い方法は、以下の通りです。
【支払い方法】
スマイルゼミ:クレジットカード払い、コンビニ払い、銀行振込
チャレンジタッチ(進研ゼミ):クレジットカード払い・コンビニ払い・郵便振替・口座引落
スマイルゼミの支払い方法は、クレジットカード払い、銀行振込、コンビニ払いの3つから選ぶことができます。
会費は一括払い、6か月払い、12か月払いから選択でき、タブレット代は一括払いもしくは分割払い(12回)から選択可能です。
会費を毎月支払うよりも、6か月分または12か月分とまとめて支払うほうが、約5,000円~10,000円安く済みますよ。
チャレンジタッチ(進研ゼミ)の支払い方法は、クレジットカード払い・コンビニ払い・郵便振替・口座引落の4つから選ぶことができます。
会費は一括払い、6か月払い、12か月払いから選択できます。チャレンジタッチのほうは、長期受講割引などはありません。
なお、両社とも分割にすると手数料がかかるので注意してくださいね。
支払い方法の注意点|途中解約すると、追加料金がかかる(タブレット代)
スマイルゼミもチャレンジタッチ(進研ゼミ)も途中解約すると、タブレット代として追加料金が変わります。
契約期間によって料金が異なるので確認しておくと良いでしょう。
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
32,802円 | 6か月未満【一括】 | 9,900円 |
7,678円 | 6か月以上12か月未満【一括】 | 無料 |
43,780円から支払った金額を 引いた差額分 |
6か月未満【分割】 | 詳細不明 |
12,936円から支払った金額を 引いた差額分 |
6か月以上12か月未満【分割】 | 詳細不明 |
※税込表記
両社とも、できれば6か月は契約しておいた方が良さそうですね。
契約方法|両社ともWEBで簡単に契約可能!お得に入会する方法とは?
スマイルゼミ、チャレンジタッチ(進研ゼミ)の契約方法は、どちらもWEBから申し込みができます。
スマイルゼミに関しては、楽天市場や生協、JAFを通して入会するとお得なので、そちらを検討すると良いでしょう。
なお、契約する前には資料請求をして、詳しいサービス内容にザっと目を通しておくのがおすすめです。
以下の記事で詳しい内容について説明しています。
スマイルゼミとチャレンジタッチ(進研ゼミ)学習方法を比較
学習スタイル、教材、学習目標をまず表にまとめてみました。
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
タブレット | 学習スタイル | タブレット+学習教具 |
・全て一人勉強する ・親の見守り機能あり |
学習方法の違い | ・赤ペン先生の指導有り ・オンライン授業有り ・課題完了でプレゼント有り ・親の見守り機能あり |
国語・算数・英語 ・理科・社会 |
教科 | 国語・算数・英語 ・理科・社会 |
漢検ドリル、計算ドリル、 プログラミング、英語プレミアム ※英語のみ有料 |
オプションなど | 【無料】 プログラミング、 漢字・英検対策、 【有料】 考える力講座、 オンラインスピーキング、 漢字計算ドリル、 国語算数発展ワーク、 かがく組、作文・表現力講座 |
学習の習慣を身に付ける、 基礎学力を上げる、 読解力・思考力・ 解決力などを身に付ける |
学習目的 | 学習の習慣を身に付ける、 基礎学力を上げる、 読解力・思考力・ 解決力などを身に付ける |
以下、学習サービスの内容や学習スタイルについて説明します。
スマイルゼミとチャレンジタッチの決定的な違いは「第三者の関わりの有無」
チャレンジタッチ(進研ゼミ)のサービスには、担任制の「赤ペン先生※」が毎月わからないところを指導してくれる機能と、定期的に「参加型オンライン授業※」があります(※無料サービス)。
要するに、子どもからすればイベントみたいなもので、ワンパターンになりそうな自己学習に少し変化がでるため「飽きやすい子」には良いサービスですよね。
一方スマイルゼミは、親の見守り機能によって保護者からアドバイスをもらうことはあっても、第三者から何か指導してもらうことはありません。
また、同じ年代の人と講座を見て、質問に答えるといったサービスも無いので、一人でタブレットに向かって黙々と勉強するイメージです。
子どもの性格によって、ここは合う学習方法が分かれるでしょう。
ただ両サービスとも、通っている学校の教科書に合わせて学習ができるほか、自宅で勉強する習慣を身に付ける、基礎的な学力を上げるという学習目的は同じです。
タブレットの機能|スマイルゼミの方がタブレットの機能は良い
スマイルゼミとチャレンジタッチのタブレット(教材)詳細比較は、以下の通りです。
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
43,780円 (12か月以上契約で10,978円) |
タブレット本体価格 | 19,800円 (6か月以上契約で無料) |
270.0 x 180.0 x 10.2㎜ | サイズ(外寸) | 192×272×16.0㎜ |
10.1インチ | 液晶サイズ | 10.1インチ |
約560g | 重さ | 約640g |
タブレットあんしんサポート 年額3,960円 |
タブレット 保証サービス |
チャレンジパッド サポートサービス 年額2,280円(1か月契約契約) 年額2,100円(6か月契約) ※12か月契約の場合1,860円 |
スマイルゼミ入会時 | オプション申込 タイミング |
専用タブレット到着前のみ |
タブレット交換費6,600円 | 故障・修理代 | タブレット交換費3,300円 |
各教科問題、問題解説、 自動丸付け、ミニゲーム、 保護者と連絡を取る |
できること | 各教科問題、問題解説、 自動丸付け、ミニゲーム |
android端末として使用 | 退会後 | 別途使用不可 |
※税込表記
実際のタブレットの雰囲気、タッチペンの機能の良い
実際のスマイルゼミタブレットの雰囲気はこんな感じです。
(画像引用先:スマイルゼミ)
専用ケースのカラーは「ピンク×ブラウン」か「ブルー×ネイビー」から選ぶことができます。
次に、実際のチャレンジタッチのタブレットはこんな感じです。
(画像引用先:進研ゼミ小学講座)
専用ケースのカラーは「クールブルー」です(キャンペーンで色が選べることもある)。
タブレットのサイズは、スマイルゼミの方がコンパクトかつ薄いですが、液晶画面の大きさは変わらないので、そこまで大きな違いはないでしょう。
ただ、スマイルゼミタブレットのほうは、手をついて書いてもOK。
利き手の小指側が画面に触れていても誤認識しづらいので、低学年の子も書きやすいと定評があります。
また、付属するデジタイザーペンのペン先は1.7㎜と小さく小回りが利くので、スマイルゼミタブレットのほうが使いやすいと言えるでしょう。
自分の好きな色じゃないとテンション上がらないなぁ。
チャレンジタッチのほうは努力賞ポイントを貯めると、他の種類のカバーと交換できるよ。
スマイルゼミとチャレンジタッチ(進研ゼミ)サービス内容や特徴を比較
スマイルゼミとチャレンジタッチ(進研ゼミ)の特徴をザっと簡単にまとめると、以下の通りです。
【スマイルゼミの特徴】
- 付録は無しタブレット学習がメイン(ミニゲームあり)
- タブレットの内容がシンプルで見やすい
- タブレットの機能が良い(手をついて書いてもOK)
- 自動解説機能・自動添削機能あり
- オプション講座の数は少ない
- 全額返金保証あり
【チャレンジタッチの特徴】
- 付録が豊富で遊び感覚で学べる教材
- タブレットと紙(学習教材)で勉強を進める
- 自動解説機能・自動添削機能あり
- オプション講座が豊富(別途料金がかかる)
- 全体的な費用がスマイルゼミより安い(タブレット・会費)
全体的な印象をまとめると、一人で学習を黙々とできるタイプの子はスマイルゼミ、飽きない工夫がある方が続きやすいという子はチャレンジタッチという感じでしょうか。
また基本的に両社ともタブレットで学習を進めていくので、画面の見やすさや相性が大事。
たとえば、チャレンジタッチには無いのですが、スマイルゼミの方は「全額返金保証」があります。
入会から2週間以内に契約・タブレットを返却すれば、初回に支払ったお金を全額返金してもらえるというもので、要するに約2週間無料体験することができるというわけです。
「今まで一度もタブレット学習をしたことがない」という場合には、合わなかったら全額返金してもらえるスマイルゼミを一度契約してみるのも良いかもしれません。
ただ、とにかく費用を安く抑えながらタブレット学習をさせてあげたいという場合は、チャレンジタッチにして、必要なオプションがあれば加える・・・といった使い方が良さそうです。
スマイルゼミとチャレンジタッチ(進研ゼミ)口コミ・評判比較
Twitterから抜粋したスマイルゼミの口コミ・評判は、以下の通りです。
Twitterから抜粋したチャレンジゼミの口コミ・評判は、以下の通りです。
Twitterでは、スマイルゼミとチャレンジタッチ(進研ゼミ)、どちらを契約しようか悩んでいる人が多い印象。
両社とも口コミは良いものが多く、現時点でみる限りでは、悪いコメントは見られません。
ただ、やはりタブレットの機能やキャラクターの有無などで子どもの好みが分かれるようなので、そこらへんは吟味した方が良さそうですね。
(スマイルゼミのタブレットは手をついて書いても・OKチャレンジタッチはコラショという進研ゼミのキャラクターが出てくる)。
スマイルゼミとチャレンジタッチ(進研ゼミ)比較まとめ
本記事で紹介したことをまとめると、以下の通りです。
【スマイルゼミ・チャレンジタッチ比較】
- 費用を安く抑えられるのはチャレンジタッチ
- 付録やキャラクターが充実しているのはチャレンジタッチ
- 参加型のオンライン授業があるのはチャレンジタッチ
- タブレットの性能が良いのはスマイルゼミ
- キャラクターやゲーム要素が少なく学習に集中できるのはスマイルゼミ
- 全額返金保証があるのはスマイルゼミ(入会から2週間以内で解約)
なんだかんだ費用が安く抑えられるチャレンジタッチは有難いですよね。
タブレットの性能に関しては、スマイルゼミの方が良いという口コミが多くあり、勉強を続ける上で「勉強のしやすさ」は大事ですから、そこは要検討が必要かも。
「やっぱり決められない」という人は、資料請求をして、もう少し自分が気になるところをじっくり比較するというのもおすすめです。
なお、スマイルゼミのサービスについては以下の記事で詳しく説明しています。
【スマイルゼミの口コミ】
こどもチャレンジから進研ゼミに移行し、紙学習が溜まってしまった為4月をもって退会。
スマイルゼミを始めてみたけど、今のところ小2は1日30分はやってる📝😆
年長さんもムラはあるけど楽しそう♫
とりあえず2週間お試しで返品可能👍→(Twitter一部抜粋)
小1娘がタブレット学習スマイルゼミのお世話になっており、オンラインのチャット機能で娘の学習通知とメッセージのやりとりができます。平日直接会話できないときの会話ツールにもなります。先日初めて使ったら、多感な娘から純真無垢なスタンプを沢山もらっただけで、お父さんメロメロキュン死に🥰(Twitter一部抜粋)
もはやこれだけのために細々継続してると言っても過言ではないスマイルゼミでの漢検チャレンジ、計算ドリル。即点数出るし、もちろん丸付けしてくれるし、毎回問題変えてくれるし、つよつよです。6月の漢検6級に向けて準備OKです💪(Twitter一部抜粋)