Viscuit(ビスケット)はプログラミング初心者にぴったり!Flash版終了によるアプリや内容の変更に注意して

プログラミング

「Viscuit」(ビスケット)は子ども向けのプログラミング言語です。

子ども向けとは言っても、「プログラミング」と聞くと難しいイメージがありますよね。

ところがViscuitは、未就学児でもできる簡単な操作で、プログラミングを組み、ゲームを作ることもできます。

本記事では、Viscuitの特徴や使い方、新しく始まるサービス、口コミなどを紹介します。

Viscuit(ビスケット)ってどんなプログラミング教材なの?

Viscuit

Viscuitは、合同会社デジタルポケット代表の原田康徳さんによって開発された、プログラミング教材です。

難しく考えずに、直感的に作れるプログラムをコンセプトとしています。

プログラミングの難しく感じる要素を極力なくすことで、コンピュータの可能性や楽しさを実感しやすくなるという考えがあるからです。

実際、Viscuitを使ってみると、自分でイラストを描いて動かすことができるなど、子どもの遊び心をくすぐるような教材となっています。

ではどのようにして、プログラムを組んでいくのでしょうか。

Viscuitの特徴を3つ見ていきましょう。

【特徴1】Viscuitは自分で描いた絵を使ってプログラミングができる

Viscuitは用意されたイラストがあるわけではなく、プログラムで使う絵を、自分で描くことからスタートします。

マウスや指で操作するペンの質感は滑らかで描きやすく、太さも自由に選べるので、ざっくり描くことも、細かく描くことも可能です。

さらに色の種類も豊富にあるので、青の中でも「濃い青」「薄い青」「緑に近い青」などの色味の違いを表現できます。

(引用:Viscuit公式)

【特徴2】メガネを使って簡単な指示を出せば自分だけのゲームが作れる

Viscuitは「メガネ」と呼ばれる、円が横に2つ繋がったツールで指示を出します。

円の左側は「Before」、右側は「After」です。

例えば、画面上に配置した猫の絵を、左に進むように動かしたい場合、まず「メガネ」の左の円に猫を置きます。

猫…?

画力なくて悪かったね…

すると、右の円にうっすらと猫の絵が写ります。これは、左の円と同じ位置を示したものです。

そこで、このうっすらと写っている猫をずらして絵を配置すると、猫はその方向へ進み続けます。

うわ!ほんとだ!猫が動いたよ!

配置する場所次第で、猫の方向やスピードが変わったり、右側に違うイラストを描くことで、猫が犬に変化するようなアニメーションを作ったりすることも可能です。

このような指示を組み合わせることで、簡単なゲームを作ることができます。

【特徴3】文字がなく直感的に取り組めるので4歳頃から遊べる

Viscuitには、簡単に形を変えられる粘土で遊ぶような感覚で、直感的にプログラムを作ってほしいという思いが込められています。

文字や数字が出てきた途端、頭を使って作業をしてしまうため、Viscuitには文字が出てきません

主にやることは、「自分で絵を描くこと」と、「メガネに絵を置き指示すること」だけです。

キーボード操作も必要なく、まだ文字の読めない年頃の子どもでも、遊べる設計になっています。

Viscuitは2020年冬に新サービスを開始!これまでのFlash版は終了

Viscuit

「Flash」を配布しているAdobe(アドビ)は、2020年12月31日をもって、更新終了を発表しました。

それに伴い、ViscuitのFlash版は終了し、新サービスの提供が開始されます。

今後Viscuitの廃止・開始するサービスを見ていきましょう。

2020年12月にブラウザのFlash版が停止、現アプリも配信廃止

2020年12月に、Flashを使用した、パソコンのインターネット上で遊べるViscuitのFlash版は停止されます。

時期は未定ですが、現バージョンのアプリ版(iOS・android・PC)も配信停止予定です。

2020年10月以降にFlash不要のブラウザ版、11月以降にiOS・Androi新アプリ

Flashを使用しない、ブラウザ版Viscuitは、2020年10月以降に提供開始となります。

また、 2020年11月頃にiOSとAndroidのアプリ版もリリース予定です。

新バージョンで追加されるのは、作品をクラウド保存(上書き保存、自動バックアップ)する機能で、リリース後は作品数に応じて課金するシステムに変更されます。

10作品までは無料で、20作品ごとに100円~130円掛かるそうです。

Viscuitの使い方や遊び方

Viscuitの使い方と遊び方について簡単に紹介します。

インストール・使い方・遊び方

スマホやタブレットのアプリで操作する場合は、それぞれアプリをインストールします。

もちろん、ブラウザでViscuitの公式サイトにアクセスして遊ぶのでもOKです。

作成画面を開いたら、好きなイラストを描きましょう。

メガネに配置したり、背景を好きな色にしたりしながら、自分だけの世界を作り上げます。

筆者は、眼鏡をどんどん増やして猫をずらした結果、猫が大量発生する感じになりました。

センスないんじゃない…?

仕組みが分かって楽しめればいいのよ!

「ビスケットであそぼう」を参考にするのもいい

Viscuitをリリースした合同会社デジタルポケットからは、Viscuitで遊ぶ方法やヒントが載っている書籍「ビスケットであそぼう」が販売されています。

Viscuitのコミュニティを覗くと、他の人が作った作品を見ることもできますが、なかなか同じようには作れないもの。

書籍を参考にしながら、Viscuitでの遊びを増やしていくのもいいですね。

ビスケットであそぼう

【Amazon】
ビスケットであそぼう 園児・小学生からはじめるプログラミング
合同会社デジタルポケット (著), 原田 康徳 (著), 渡辺 勇士 (著), 井上 愉可里 (著)

Viscuitと似ているビジュアルプログラミング言語との違い

ビジュアルプログラミング言語で有名なものに、Scratch(スクラッチ)やプログラミン(2020年12月31日でサービス終了)があります。

ビジュアルプログラミング言語とは、英語や数字で書かれたテキストを使わずに、視覚的なツールを使ってプログラムを行う、プログラミング言語のことです。

Scratchやプログラミンは1つの指示がブロック型になっていて、「〇歩動かす」や「〇と言う」「〇秒待つ」などが書かれたブロックを組み合わせ、プログラムを行うというものです。

(引用:scratch公式)

Viscuitはブロック型ではなく、文字も出てきません。指示は「メガネ」の左右の円に絵を置くだけです。

これをScratchやプログラミンで行うと、「〇度回す」「〇歩進む」というように、厳密な数字で表すことになります。

Viscuitは「だいたい斜め上に」というような感覚の操作で、プログラミングを行えるのです。

Viscuitの評判や口コミ

Viscuitの口コミや評判を集めました。

小学校のプロバイダ学習でも使えていい!

小学校の先生がViscuitを使って授業をしているという話はよく聞かれます。

プログラミングという教科があるわけではないため、小学校でのプログラミングは各教科で行われるわけですが、国語の時間でも使えるというアイディアは素敵ですね。

同じく2020年度から小学校で必修化された外国語活動(英語)でも、プログラミングは子どもたちの意欲をかき立てるのに一役買っているようです。

新作のアプリも期待大!

新作のアプリでは、これまで以上に進化したViscuitを楽しむことができます。

子どもの想像を膨らませられるのいいですね!

Viscuitで困った…そんな時に知りたい解決法

ここでは、Viscuitに関するQ&Aを紹介します。

Q. ブラウザの作品を保存できないのですが、どうしたらいいですか?

A. 右上の「↑」ボタン→「○」マークを押せば、保存されます。

引き続き編集したい時は、背景色を選んで、上矢印のボタンを押すことで、一覧が出てきます。

Q. Viscuitはオフラインでも遊べる?

A. 学校向けに、オフラインで動作する「学校でビスケット3」があります。

ただ、今後のサービス変更に伴い、2021年3月31日で「学校でビスケット3」はサービス停止となります。

Q. 今使っているViscuitアプリはどうなるの?

A. 配信停止になります。

2020年11月開始予定の新バージョンをダウンロードしてください。

Q. 教員や学びたい人向けの講習があるって聞いたんだけど?

A. ビスケットファシリテータ講習で、プログラミングの教え方を学べます。

オンライン講習を受講するには、デジタルポケットの公式サイトで手続きが必要です。

まとめ|ViscuitはScratchやマイクラよりもシンプル!

「Viscuit」の概要や使い方を紹介してきました。

Viscuitのポイントを整理すると、次の通りです。

  • ブラウザやアプリから無料で遊べる
  • イラストを描いて眼鏡の上にのせるだけでOK
  • やり方が分かってきたら簡単なゲームを作ることもできる
  • 文字を使わず直感的に操作できるため、未就学児でも遊べる

文字を使わない、「メガネ」を使った簡単な操作でプログラミングできるViscuitは、子ども達の自由な発想を広げてくれそうですね。

最近ではマインクラフトやScratchなどのプログラミングも人気がありますが、未就学児にはちょっとレベルが高いので、プログラミングをこれから始めるという子は、まずViscuitから始めてみると良いでしょう

2020年冬にリリースの新バージョンも楽しみだね!

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